沖縄街路樹の定番、ガジュマル!
最近では小さいサイズの観葉植物として売られていますね。
テーブルサイズの可愛らしいガジュマル、人気のようです。

我が家にもテーブルサイズが2鉢以前からあります。

沖縄では精霊キジムナーが宿る木として神聖に扱われることが多いです。
以前、バリ島でもバンヤンツリーという名前で聖なる木という紹介をしてもらったのがガジュマルであったと記憶しております。
樹形が神聖に見えるんでしょうね。

ガジュマルも挿し木で増やすことができるそうなのですが、挿し木だとあの独特な樹形にはなりにくいということなので種子から育ててみよう!思い立ったのであります。

せっかくなので、近所に『ひんぷんガジュマル』という樹齢250〜300年たつ、立派な巨木があるので実を取りに行ってきました。(もちろん下に落ちている実です)
国指定天然記念物なので、むやみに取ることははばかられます。
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圧倒される大きさです。

木の周りに小さな実が落ちているのでいただきました。
アリがいっぱいいて、少し怯みます・・・
とても小さなウジ?(調べたところショウジョウバエの幼虫でした)も結構います。

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本来ならば、緑の実が赤く熟して落下するようです。

持ち帰った実を、優しくすりつぶすと中から1ミリもない、白い小さな種がいくつも出てきます。
例のごとく、果実部分は発芽を抑える作用があるので根気よく白い種だけを分別しました。

かなり面倒でしたね!面倒なあまり写真を撮ることを忘れてしまいました・・

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種がおそらく大量で、目視することが難しいので、大きな皿に培養土を2センチくら湿らせて敷き、その上に適当にパラパラと蒔きました。

テーブルサイズのガジュマルについていた、可愛いネームプレートを設置して完成。

あとは水を絶やさず、発芽するのを待つとします。
種まきの時期としては適切ではないのですが、沖縄の気候を信じて期待してみましょう。




発芽の様子はこちら





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